さくらんぼ栽培
栽培品種
海が見える特別な斜面で育つ、個性豊かなさくらんぼたち
佐藤錦(さとうにしき)
大正時代に山形県で誕生した、日本を代表するさくらんぼ。現在でも全国の高級さくらんぼの多くがこの品種です。果肉は緻密でジューシー、しっかりとした甘みが特徴で、多くの人が好む味です。
南陽(なんよう)
明治時代に山形県に導入された品種の「ナポレオン」の自然交雑実生から育成されたた品種です。大粒でしっかりとした食感で、しつこさのないさっぱりとした味わいが特徴。希少さもあり贈答品にも選ばれます。佐藤錦の後に収穫される晩生種(ばんせいしゅ)です。
水門(すいもん)
明治時代に北海道小樽市の農園で発見されたさくらんぼで、水門の近くに生えていたことが名前の由来とも。 別名「北光(ほっこう)」とも言います。 収穫時期が他品種よりも早く、酸味が少なくさっぱりとした甘さが特徴です。
山形美人(やまがたびじん)
大玉で果皮が美しく、鮮やかな紅色が映える見た目です。 糖度が高く、酸味は控えめで非常に美味しいさくらんぼです。
日の出(ひので)
明治時代から栽培されている品種で、熟すととても美味しい人気の黒いさくらんぼです。黒い色にはアントシアニンが多く含まれています。熟すと裂果しやすいこともあり、市場に出回ることが少ない希少品種。
おいしさの理由
50年の経験と、この土地だからこそ生まれる特別な味わい
高緯度長日照
北海道余市町の高緯度の長日照が、果樹の成長期を支え、しっかりとした甘みと深い味わいを生み出します。
土地の個性
適度な斜面による水はけの良さと海の見える立地による海風が果樹に独自の風味をもたらします。
手作業中心管理
小規模を強みに、一粒一粒を大切に、丁寧な栽培と収穫で品質を保ちます。
栽培の流れ
一年を通じて、愛情を込めて育てています
剪定作業
樹形を整え日当たり改善
開花・受粉
海風や天然蜂等による自然受粉
防除・草刈り
開花後の成長にあわせた防除や樹木周辺の草刈りを実施
摘芯・摘果作業
実の充実のため手作業で枝葉の剪定や摘果を実施
雨よけ設置
実割れ防止のためビニールハウスを設置し雨よけ
収穫・出荷
品種ごとの色づきを見極め、手摘み収穫と手作業による選果と出荷作業
栽培風景
四季を通じて変化する、美しい果樹園の風景
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